ずいきのゴマクリーム和え

みこ(横地多実子/よこちたみこ)

2010年08月24日 11:28

ずいきは漢字で「芋茎」。里芋の葉柄部分のことです。

大阪では昔から唐ノ芋や海老芋を頭(かしら)にした紅色が鮮やかな

赤(紅)芋茎が栽培されてきていたそうです。

生の芋茎は大阪の夏の味覚。

茹でてもシャキシャキとした歯ごたえがあるから、酢の物には最適です。

刺すような“えぐみ”があるので敬遠されることもありますが、

皮を剥き、酢水で茹でてから水にさらせば“えぐみ”は抜けます。

ゴマ酢和えにしたり、煮物にしたりして、短い旬を楽しみましょう!



今日のお料理は、田中愛子先生のレシピから「ずいきのゴマクリーム和え」です。

ゴマクリームは、たっぷりの白ゴマをすり鉢ですり、サラダ油を加えてペースト状にしたも。

そこにお醤油やぽん酢を加えて好みの味のあえごろもを作り、

下茹でして水にさらしたずいきを和えました。

子ども達は苦手だと言って一口以上は食べてくれませんでしたが

夫は「これ旨いわ!」とペロリと平らげていました。

やっぱり「ずいき」は大人の味ですね。

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