ずいきのゴマクリーム和え
ずいきは漢字で「芋茎」。里芋の葉柄部分のことです。
大阪では昔から唐ノ芋や海老芋を頭(かしら)にした紅色が鮮やかな
赤(紅)芋茎が栽培されてきていたそうです。
生の芋茎は大阪の夏の味覚。
茹でてもシャキシャキとした歯ごたえがあるから、酢の物には最適です。
刺すような“えぐみ”があるので敬遠されることもありますが、
皮を剥き、酢水で茹でてから水にさらせば“えぐみ”は抜けます。
ゴマ酢和えにしたり、煮物にしたりして、短い旬を楽しみましょう!
今日のお料理は、田中愛子先生のレシピから「ずいきのゴマクリーム和え」です。
ゴマクリームは、たっぷりの白ゴマをすり鉢ですり、サラダ油を加えてペースト状にしたも。
そこにお醤油やぽん酢を加えて好みの味のあえごろもを作り、
下茹でして水にさらしたずいきを和えました。
子ども達は苦手だと言って一口以上は食べてくれませんでしたが
夫は「これ旨いわ!」とペロリと平らげていました。
やっぱり「ずいき」は大人の味ですね。
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